shigashiga’s diary

ファッションと音楽のつながりをCDレビューを通して紹介・考察するブログです。

Penfield(ペンフィールド)|ブランド紹介

f:id:sigasiga:20220303172916j:plain www.penfield-jp.com

ジーンズショップでも見かけるアウトドアブランドペンフィールド
Pの中にクマの可愛らしいロゴが有名なペンフィールドについて今回は勉強していきます!!

スタート

ペンフィールドはアメリカのマサチューセッツ州ハドソンにて1975年にハーヴィー・グロスによって設立されます。
ブランドロゴになっているPの中にクマが入っているマークはダウン製品の暖かさと自然への優しさを表現したもの。
そしてファッションファングションの両立」を信条として、ニューイングランドの厳しい気候に対応できるようにデザインされたアイテムを提案しています。
ファッションへの参入も活発なのもこういう経緯があるからなんですね!!

70年代のヒット作

今ではなんとなくマウンテンパーカータイプのジャケットやダウンがブランドイメージとして定着している感がありますが、最初の大きなヒットアイテムは意外にもアウトバック(Outback)というベストでした。

軽くて手入れをしやすいオリジナルグースダウンを用いたこのベストが初期の代表作。
ちなみに今でも生産しているサミット(Summit:N/Cダウンジャケットの原型)になったワイルドキャットもこの時期から存在していました。

日本での展開も1979年ごろからスタートしています!!

日本でも

ベストが大ヒットし、その実力も認められ、L.L.Bean、イースタンマウンテンスポーツ、ゴアテックスなどの防水ウェアの生産も担うようになります。
他にもフリースにも力を入れていて、モルデンミルズ社のポーラフリース(今はポーラテック)を使用した商品も1981年頃に販売します。
日本でも徐々にアウトドア好きだけではなく、ファッション方面からも支持され始めます。

バッサン

90年代になるとマウンテンパーカバッサン(Bassin)が大ヒットします!!
60/40クロスにテフロン加工を施した防水・防風に優れたこのジャケットはものすごいヒット商品になり、このジャケットを基調にカッソン、ギブソンというモデルのヒットにつなげることにも成功。
90年代はバッサンのヒットを起点に輸入販売にも力を注ぎ、世界に販路を拡大。
そして日本でも「アウトドアといえば」という地位をしっかり築いていきました。
シーンをリードするメーカーに。

2000年代

2000年にはノーム・トンプソンの賞を受賞したり、ロックバンドのオアシスがプライベートで着用していたりと、カルチャー路線でもしっかりとリンクしていて、若いユーザーの指示をどんどん増やし続けていきます。

現在

日本とアジア3地域(中国・香港・台湾)における商標権を共同保有しているヤマトインターナショナルがリブランディングの一環としてヘリテージライン(ヴィンテージ感のあるタグ)やホワイトライン(クリーンなホワイトダグ)など新しいラインを設け、アウトドアだけではなく都市生活でも使いやすいような提案も打ち出しています。
セレクトショップにも陳列されているのもよく見かけるようになりましたよね。

ペンフィールドは高いのか安いのかよくわからないイメージがありましたが、近年のハイプライスなものはリブランディングされているからなんですね。
改めて時代を追うといいブランドだなと思います!!
アメリカのアウトドアブランドってかっこいいものが多いと思います!!