shigashiga’s diary

ファッションと音楽のつながりをCDレビューを通して紹介・考察するブログです。

vol.11 スケートファッションと音楽のお話 - アート・サリのありがたい言葉

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『Sb』というスケートボードの雑誌があります。スケートボード専門のマガジンで情報量が多く、フォトも数多く掲載され、一般的な情報誌よりもアーティスティックな感じ。確か不定期の発売だったような。

何年か前の海外と日本国内のスケーターに「自分にとってのスケートとは」という特集があって、そのほとんどは自分のすべてだ、とかリフレッシュの方法だ、とか。中にはダイエットだとかバラエティに富んだトップスケーターならではの答えで、人生かけてる人たちってすごいなと思い読んでいたんですが、その中でひとりだけ、エイリアンやesなどで有名なアート・サリの答えが「スケートはこの世の頂点だ」というセリフが。

ふだんの道や街中で見かける縁石やギャップなどをセクションとみたて、違う目線でロケーションを見れるスケーター達。ファッションの最先端でありクリエイティビティ、ラディカルさ、特殊なコミュニティ、プロでなくても常時取り憑かれスケートしているスケーターたちに共通していることだと思いました。個人的な意見で彼がどういう真意で言ったかは推し量れないけれど、とても勇気の出る言葉とぼくは心がふるえました。エゴイスト的な言葉だけど規律やなんやとバッシングの多い現在、スケーターのラディカルな姿勢はやっぱりかっこいいです。ともかく、服やスケート、音楽は楽しいものですし、この記事も参考になればと思います!

楽しみましょう!!