shigashiga’s diary

ファッションと音楽のつながりをCDレビューを通して紹介・考察するブログです。

vol.9 スケートファッションと音楽のお話 - スケートVHS・DVDの使用曲特集 / アーティスト紹介

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前カテゴリーでスケートの映像作品や音楽も一緒に紹介しましたが、今度は使用曲。自分が好きなやつをいくつかまとめようと思います。それでは・・

 

 

1.From 『411』

Vastはジョン・クロスビーという人のソロユニット。音楽はデペッシュ・モードっぽいかな。シンフォニックでゴシックな面もあり。411のオープニングにぴったり。

Vast - The Last One Alive

411VM 44のオープニング曲。ダークだけどかっこいい曲。

The Last One Alive ➡︎

Vast - Touched

411VM 60のオープニング曲。こちらもロック。 

Vast - I Need To Say Goodbye

こちらも411VM 65。

The Rentals - Overlee

411 VMのエンディング曲。Weezerの初代ベーシストのマット・シャープのバンド。この曲の入ったアルバム『Seven More Minutes』の頃にはもういないらしい。

バラード曲。とても泣ける。Weezer好きな人だったら1stと2ndも聴いてみてください。 

Jets to Brazil - You're The One I Want

また411から。これは64 Issueのオープニング曲になります。411の曲は良いものが多いですよね。このバンドもロックバンド。元ジョーブレイカーというバンドのボーカルのバンド。 Jade Treeというインディーレーベルから出てます。通算3枚目のアルバム。このブラジルISSUEでは日本のヒップホップアーティスト、Nujabes(ヌジャベス)の曲も使われています。

 

Cornelius - Drop

411 ISSUE51より。日本のコーネリアスの名盤。『POINT』と『FANTASMA』からの2曲。オープニングとエンディングでの使用。コーネリアスは海外評価も高いんですよね。こちらは説明不要のアーティストなので聴いてみてください。

Cornelius - CHAPTER 8 〜Seashore And Horizon〜

2.From 『7 Year Glitch』(2002)

De La Soul - SAY NO GO

New Dealの『7 Year Glitch』という作品のチャド・ティムティムのパートで使われている曲。言わずもがな、HIP HOPクラシック大名曲。収録アルバム『 3 Feet High And Rising』のジャケットもオシャレてますよね。

3.From 『Black Out』(2003年)

BLACK LABELの作品はどれも音楽がすごくいい!!ロック・パンク好きにはたまらない選曲ばかり。スティッチーズのフラストレーション全開で疾走感のある始まりとダムドのミドルテンポのエンディング。いい曲ですよ。

The Stitches - Nowhere

▼オープニング

The Damned - Wait For The Blackout

▼エンディング

4.From 『PLAN B』(1993年)

マイクキャロルのパートとダニー・ウェイのパート。この名曲もセンス良し。ツェペリンの「Good Times Bad Times」は嫌いな人いないんじゃないかなというくらいの名曲。ダイナミックなダニー・ウェイのライドにマッチしています。マイク・キャロルのパートでの使用曲「Casual」もスタイリッシュなHIPHOP。かっこいい曲です。こちらも彼のスタイルにはまってます。アルバムも調べてみてくださいね。どちらのジャケットもステキです。

Casual - Lose In the End

Led Zeppelin - Good Times Bad Times

5.From『LOVE CHILD』(1992年)

Steppenwolf - Born to Be Wild

1992年、 WORLD INDUSTRIESの『LOVE CHILD』という作品の中でチコ・ブレネスのやんちゃな滑りにぴったり。この曲もCMで使われたり、耳にすることが多い曲。正直スッテッペン・ウルフはこの曲しか知らないけど、ロックでとても好き。

 

6.From DVS『Skate More』(2005年)

Electric Light Orchestra(エレクトリック・ライト・オーケストラ) - Mr. Blue Sky

作品のオープニング曲。プレグレ感のある壮大な曲は始まりを予兆させるワクワク感のあるステキな曲。

 Doves(ダヴズ)- Pounding

そしてマイク・テイラーのパートではUKバンドのDoves。

キラキラ感のあるポップでアッパーな曲。すごくいい曲なのでぜひ。

Alphaville(アルファヴィル) - Forever Young

ケリー・ゲッツのパートでの使用曲。

アレンジも変わっていてかっこよくなってます。

 

BLACK SABBATH - The Wizard

デニス・ブセニッツのパートではBLACK SABBATH 。こちらも説明なしの名曲。

Jamiroquai - Canned Heat

ジェレミー・ロジャースのパート曲。

Jamiroquaiも彼の攻めのスケートにぴったりなダンサンブルなナンバーです。

The Faint(ザ・フェイント) - Birth

スティーブ・ベラのステージではThe Faint。結構マイナーなバンド。ガレージ感も少しあるけど、なんていえばいいんだろう・・ダンスロック??でもヌケのよいビート感もあり。でもすごい退廃的な感じもあり、ポストパンクリバイバル勢の中ではなかなかかっこいい方。

Bloc Party(ブロック・パーティ) - This Modern Love

そしてこの作品の中でぼくが一番好きなパートであり、好きな曲でもあるデーウォン・ソンのパート。『Silent Alarm』っていうアルバムに収録されているんだけど、このアルバムも大名盤。軽やかな疾走感のある曲でメロディが際立っていいです。

 

好きすぎて多くなりましたが紹介していきますよ!!

7. From『New Blood』(2005年)

Joan Jett & The Blackhearts - Do You Wanna Touch Me

クリス・コールのパートでの使用曲。かっこいい女性ロックンローラー。ランナウェイズのJoan Jettの曲。ロックン・ロールです!!『ジェット・ロック~グレイテスト・ヒッツ・オブ・ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ』というベストアルバムでこの曲を聞くのが一番いいかも。ギターウルフのセイジさんがこのアルバムの選曲を担当しているし、Dragon Ashのサンプリング(カバー??)でも有名な「I Love Rock & Roll」や近年『ワンピース』の劇場版のオープニングになったアヴリルラヴィーンの「Bad Reputation」の原曲も収録されています。

Minor Threat - Good Guys 

アメリカンハードコア・ストレートエッジを提示した悪ガキ不良バンド。ボーカルのイアン・マッケイ大好きです。ハードコアバンドなので基本激しく、スピード感のある曲調が多いのですが、この曲はミドルテンポ。とてもかっこよし。アルバムのジャケも◎。トニー・セルバンテスのパートの曲。

Good Guys ➡︎

 

曲紹介もこの辺で一旦終了。ロックが多くなってしまいましたね。まだまだいっぱいありすぎて紹介しきれないのでまた今度。映像と音楽同時に楽しんでほしいと思います。スケーターたちのファッションや異国のストリート感。アートワーク、ミュージック、全てがスケート作品にパックされています。ネットやYouTube上でも簡単に見れるし、スケートショップでも現行のスケート作品も簡単に手に取ることができます。

今回は少し前の作品だけでしたが、近いうちにスケートシーンとストリートファッションも紹介できたらと思います!!話が横道にそれたので、やっと本筋。

次回は【第六世代 - 現在2010年代】です。