shigashiga’s diary

ファッションと音楽のつながりをCDレビューを通して紹介・考察するブログです。

vol.8 スケートファッションと音楽のお話 - スケートシューズ紹介

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現在へ!!の前に、スケシュー紹介。当時はスケーターやファッションに敏感な人たちのみが履いていますって感じだったけど、現在は古着でもスポーツショップでも容易に見かけ、手にすることができます。DCやVANS、LAKAIなどの定番も良いですが、前編で紹介した時期のマイナーなブランドを調べていこうと思います。 

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www.lentlent.com

 

 

OSIRS (オサイラス)

スケシューといえばコレ!!っていう人はまずいないと思うし、ややマイナーなブランド。日本だと立石一樹さんがフローでチームに入っていたっけか。チームメンバーはかなりイケイケ、チャドナイトやデイヴ・マシューとか。『THE STORM』という作品もものすごい影響をもたらしていると思うけど、ここ日本では今ひとつ有名じゃない。デザインとかはインポートって感じで個人的には好きです。1996年のブランド。

osirisshoes.com

C1RCA(サーカ)

チャド・マスカが設立したカリフォルニアのブランド。1999年。マーク・アップルヤード、エイドリアン・ロペス、ジェイミー・トーマスも入ってたかな。チャド・マスカの当時所属していたショーティーズもカッコよかったですね。たまにリサクルショップでボロボロの状態が売っていて懐かしいと思うくらい。ジェイミー・トーマスは好きだけどサーカはあまり縁がなく、履いてことがなかったです。多分履き心地はいいと思うけど、個人的にあまり好きなデザインではないかな。チャド・マスカも好きだけど・・

c1rca.eu

GLOBE(グローブ)

ファッション誌での紹介や好んで履いている人もいないであろうブランド。僕は411VMでの告知でかっこいいなと思い、欲しかったシューズ。わりと歴史は長く、意外にもオーストラリア発。1985年にメルボルンでスタート。同社が持ってるブランドは多くDWINDLE(ドュウィンドル)、ENJOY、BLIND、ALMOST、DARKSTAR、TENSORなんかもそう。ロドニー・ミューレンやジェーソン・モスレイも有名サーフィンの方からのタジ・バロウ、マーク・オクルーポ、アメリカのCJ・ホブグッド、ダミアン・ホブグッドブラザーズをサポート・スポンサード。

当時、というか今も販売店が少なく、なかなか欲しい時に手に入らないんですよね。ゴツめ、ローカットのバランスも良く、VANSに近いかも。

us.globebrand.com

4CE(フォース)

STEREOからCHOCOLASE、そしてTURFへとデッキブランドを渡り歩いているマイク・ヨークの手がけたシューズブランドだったはず。僕は一瞬持ってたんですよね。2つか3つくらいしかモデルも確認できず。何かすごく履きにくかったっていうのがあったかな。でもデザインはとてもカッコよくて、スケート用じゃなく普段履きで使っていましたね。こちらもごく稀にリサクルショップの低プライスコーナーにぶち込まれてますね。マイク・ヨークが好きな方はぜひ。ちなみに僕が持っていたのは1stモデルでネイビー/ホワイトのミドルカットタイプ。なんかDCとかに似てるかも。

AXION(アクシオン)

1997年、カリーム・キャンベルが立ち上げたスケシューブランド。ガイ・マリアーノも関わっていたんだっけ。GENESISっていう型があるんだけど、これがガイマリモデルの再リリースなのかも。とにかくかっこいいスケシューで今もこんな型のは見かけないですね。僕の周りの先輩スケーターもこぞって買いあさり、ガンガン履いてスケートしてるところを見かけてはいつもいいなと思ってました。

ところがこのブランド、いつの間にかなくなってしまいます。謎の消滅。でも現在ひっそり復活とのこと。

axionfootwear.com

DVS(ディーブイエス)

他の目的は一切考えずスケートのみのデザイン・性能を考えて作られた本物のスケートブランド。アジア系スケーター、デーウォン・ソンもスポンサードされシグネチャーも出ています。価格も6,000〜10,000円くらい。わりと安価。

1995年にティム・ギャビンとケビン・ダンラップによって創設されたカリフォルニア産のカンパニー。今はサンダルや子ども向けのものなどフットウェア全般の取り扱いがあります。90年代のリバイバルファッションがここ数年きていますが足元もリアルなシューズで決めてみてはいいのでは。ちなみに僕は足幅が広く、DVSのwidthと合わなく靴擦ればかりで1回でダメでした。かっこいいのにもったいない・・

www.dvsshoes.com

Vita(ビタ)

当時でも希少であんまり販売されてなかったブランド。情報も少なく謎なブランド。このVitaはリースフォーブスの手がけたラインだったのかな。シグネチャー出してて個人的にリースフォーブスも好きだったしデザインもナイキっぽい感じで好みにフィットしたので4足くらい持っているんです。この時買った後、一度も古着屋・リユースショップ、ネット、店頭でも見ることがなくとても残念。プレ値が付いているわけではないけど欲しいなあといつも思っているシューズブランドの一つです。機会があれば調べてみてください。 

Duffs(ダフス)

ストリートスケート全盛の実力No1と名高いカリーム・キャンベルが前述のアクシオン立ち上げの前に履いていたスニーカー。日本では入手困難。カリフォルニアのブランドで1993年にスタート。あのロドニー・ミューレンのブランドなんですね。

ライダーはマット・ヘンズリー、アダム・アルファロ、ドンニューエン・ルイバレッタとか。ライダーもロックな感じの人たち。マット・ヘインズリーとアダム・アルファロはBLACK LABELですし、マットはフロッギング・モリーというアイリッシュパンクバンドをやっています。ルイ・バレッタもエメリカのイメージがあったけど、OSIRSやDuffsもスポンサーしてたみたい。僕はVANSよりこっちのテイストが好きです。何年か前になぜかローカルなホームセンターに積まれて置いてあったんですよね。当然いっぱい買いました。こちらも今のファッションにハマるデザインだと思うのでチェックしてみてください!!品切のようですが参考までに▼

 

 

シューズ編、終わり!

 

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ちなみにフロッギング・モリーのオススメは『Swagger』というアルバム。テイラー・スティールムーヴィーというサーフィンのDVDシリーズの『Loose Change』にも今日が使われています。

 

次回はスケートVHS、DVDのカッコ良い使用曲集、アーティスト紹介です。