shigashiga’s diary

ファッションと音楽のつながりをCDレビューを通して紹介・考察するブログです。

Barbour(バブアー)|ブランド紹介

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今回はBarbour(バブアー)について。

www.japan.barbour.com

1984年、スコットランド南西部のキャロウェイ地方に農家を営む旧家の次男として生まれたジョン・バブアー。
1870年に布地の行商を始めていたジョンは、24年の歳月を経て1984年にJ Barbour & Sonsを設立。
これがバブアーの始まりで歴史あるブランドヒストリーのスタート。
創業地に選んだのはイングランド北東部にあるサウス・シールズという港町。
北海に面していて全長118kmの大きなタイン川に位置するこの町は、厳しい寒さや不順な天候の元で働く水夫、猟師、港湾労働者のための作業服が必要不可欠。
この状況に目をつけたジョンは高密度に織られたコットンクロスにワックスを染み込ませた新しいアウターを開発します。

「防水」
「防風」
「丈夫」
三拍子揃ったアウターは現代でいうところのゴアテックスみたいな感じじゃなかったのかなと思います。
このジャケットがサウス・シールズの労働者へ広まり、どんどん普及していくことに。

20世紀になると経営は息子のマルコム・バウアーへと代わり、彼は海外へと市場を拡大していきます。
1908年にブランドとして初のカタログも発行。
小さな家族経営でしかないブランドがカタログを作ることも当時はすごく珍しいことだったらしいです。
マルコムの努力が実を結ぶ1920年代に知名度は世界規模へとなっていきます。
バブアーは初期のモデル「ヘイドンジャケット」が有名ですが、モーターサイクリストだった3代目のダンカン・バウアーが作った「モーターサイクルジャケット」は現在も不動の人気を得ています。
「バイクのようなスピードの出る乗り物でそんな気候条件でも快適に運転ができるウェア」を目指したそう。
当時、世界ではバイクのトライアルレースが頻繁に行われていて、このジャケットがバイヤーたちの間で広がり、ヒットしていきます。

決定打となったのは1964年、アメリカの俳優スティーブ・マックイーンの着用。
それ以降も高い機能性が評価され、軍で使われたり、2000年以降はよりカジュアルでタウンユースの定番アイテムとしてセレクトショップなどで取り扱われたり、ヴィンテージが古着屋などに陳列されていたりしています。
歴史もあるし、かっこいいブランドですよね。
結構古着でも値段が張るし、なかなか手が出ないですが、2着、3着と持っておきたいブランドです。
歴史を知ると目線が変わり、着るのが楽しくなるんじゃないかなと思います。
では、また。