最初のスケートボードは木の板に車輪がついているだけ。トラックも固定されて重量もあり、ぼくらが知るスケートデッキとは性能・デザインともにかけ離れているものだったらしい。この初代ができる前にローラースケートが流行っていたらしく(こちらは左右ともに四輪)、そのノリで作ったという説もあるみたいです。
カリフォルニアが発祥地域というのが有力ですが、正確な時期や地域などは未だわかっていないようです。1950年代に発売された「ローラーサーフィン」という木でできた板にローラースケートをつけたものが発売され、サーファーたちに認識・定着していったと言われています。
その後、今の形に近い感じに。西海岸のサーファーたちの波のない間のつなぎになったり、移動としての足になったり、クルージング用として使われだしたのもこの時期とされているみたい。
1960年のスケートのイメージはサーファーの間つなぎ、若者の遊び道具という感じかな。この頃になると一応大会もあったらしいのですが、現在のようなトリックの精度や技の難易度で競うというより、デッキに逆立ちしたり、ロドニー・ミューレンのようにくるくる回ったり、曲芸に近い感じだったみたいです。
そしてみんな大好きVANSの登場やラディカルな雰囲気をプンプンかもし出す時代がやってきます。
1970年代のはじまりはじまり・・
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