shigashiga’s diary

ファッションと音楽のつながりをCDレビューを通して紹介・考察するブログです。

vol.10 スケートファッションと音楽のお話 - 【第六世代 - 現在2010年代】

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当時ほどの勢いはなくなりましたが、依然サーフィンムーブメントは根強く、「ペニースケートボード」というオールドスクール時代に作られたスラローム用の大きなウィールのついたトラックを使ったデッキが世界的に流行り出します。特徴としては、ファッション性が高く、気楽に足代わりとしてペニーをを使う若い世代も見かけ、ストリートを流すというイメージから「クルーザー」とか「クルージング」というワードもよく耳にするように。カービング重視のトラック・スラローム用、オールドデッキ系の短いデッキも人気が出てきます。

従来のストリートスケートもこれらと複合し、さらに世間にいい意味でも悪い意味でも浸透。こういうのがきっと時代・世代の節目にあり、発展し新しいムーブメントができていくんだと思います。

この記事を書いている今、コロナ禍でオリンピック競技化したスケートボード種目も開催されるかどうかもわからない状態ですが(オリンピック自体がどうなるかわからないけど・・)、オリンピック種目にまでなる人気がすでに出ている現状。発生した当時はひたすらラディカルで不良がやっているイメージがついて回ったスケートボードも賛否はあるけどスタンダードになったっていうのはすごいことだと素直に思います。ともあれ、こういったことも感じながら近年のストリートリバイバルとスケートの関連性を探っていくのも楽しいですよね。